イップスはジストニアの一種と言われています。
動作の初めや途中で、思ったように動作を遂行する事が出来なくなる症状です。
卓球やテニス、ゴルフ、野球の送球、ボーリング、陸上(ぬけぬけ病)、楽器演奏など多岐にわたります。
イップスとスランプは明確に違います。
また、イップスとあがり症も、明確に違います。
イップスは、上級者にしか起こりません。
熟練された技術を持っているかたに突如として訪れる問題です。
反復した練習や、〇〇しなければいけない!こう動かさないといけない!といった、コダワリや自分ルールによって、脳がストレスを感じ、
誤作動を起こして、動作における体のバランスが取れなくなり、筋の運動連鎖が混乱して、共縮運動がおきている状態と言えます。
共縮運動が起こるストレス刺激にアプローチしていく事で、症状改善される方が多くいます。
身体が意識的にも無意識的にもストレスを感じる場面(感情や感覚)を、神経筋反応を通じて検査をしていきます。
特定されたストレス刺激に対して、脳神経系が順応していけるように、呼吸や経絡や新しい刺激(思考)などを加えて、脳を再学習させていきます。
ストレスは避けようとしたりすればするほど、感情を抑圧して状態を深刻化させるケースがあります。
自分自身がその出来事をストレスと考える理由(コダワリや自分のルール)に気づいていく事で、ストレスに対する考え方が変化していきます。
その様な施術と、体のバランスを整えるカイロプラクティックの施術の両面から、イップスのお悩みのサポートを行っています。