かつて野生動物だったネコ。ネコは餌を求めてヒトに近づき、ヒトは食料や経典、カイコの守り役として共存関係を築いてきました。ヒトはネコの姿やしぐさに魅了され、信仰や芸術の対象となり、現代では伴侶動物と呼ばれるまでになりました。
本展では古くから続くヒトとネコの関係を出土品や工芸品などの資料で振り返るとともに、大型ネコ科動物の剥製、化石などを展示し、野生の側面も紹介。全編に織り交ぜた猫写真家・沖昌之氏の作品とともにネコの「すごすぎる」ところをご紹介いたします。また、山梨出身の羊毛フェルト人形作家・荻原弘子氏の羊毛フェルトのネコ作品も特別展示しますので、ぜひご家族連れでご覧下さい。
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