「私の人生を変えてくれた塾の先生」~自己紹介にかえて~
Wam羽島福寿校・教室長 山崎 修
1972年・春の事でした。
当時小学校の卒業を控えていた私が初めて塾というものに入ったのは・・・。
50年経った今でもはっきりと覚えております。
4月から中学入学を控えていた私は、母に連れられるがままにある塾に入りました。
当時、私の成績は真ん中より下でどちらかと言えば“できない子”でした。
母はきっと、『この子はきっと、置いてけぼりになる。』と悟ったのでしょう。
今でも鮮明に憶えておりますが、その塾はK先生という32歳の男性が一人で切り盛りしていた「寺子屋スタイル」の塾でした。
母に言われるがままに、英語と数学をK先生から教わったのです。
K先生は厳しさの中にも愛情を感じるもので、問題ができなかった時は𠮟られましたが、逆に出来た時は大いに褒められました。
今にして思えば、K先生に褒められたい一心で、頑張っていたと思います。
K先生には彼一流の「学問へのこだわり」がありました。
彼が拘ったのは問題が解けた、解けなかったではなく、プロセスであり、
問題を解く『アプローチの仕方』=『やり方』だったのです。
K先生に出逢えたことは、私の人生の大きな転機となりました。
彼に出逢っていなければ、「ビリ」になったであろう私が、中2の春には「学級委員長」になっていました。
長い人生、紆余曲折がありました。最愛の両親との死別や仕事での挫折など、多くのことを経験しました。
私は今年62歳になりました。
残りの人生の最後の仕事として、私は「塾の教室長」を選びました。
英語講師もしております。
今度は自分が、「K先生の思考回路」を生徒の皆さんに移植したいと考えたからです。
幸いにも、指導している生徒たちの成績はUPしております。
中1の夏に英語テスト15点で入塾してきた生徒が半年後には80点、そして1年後には100点を取れるポテンシャルを身に着けてくれました。
62歳になって、仕事への「やりがい」を強く感じておる次第です。
ここまで私の拙文にお付き合い頂きありがとうございます。
ぜひ今度教室でお会いしましょう!
その日が来ることを楽しみにしております!