こんにちは
わたなべ整体の渡邉です。
「乳酸が溜まってきて疲れが取れないんです!」
「運動をやったので乳酸が溜まってる感じです!」
といったことをよく耳にします。
乳酸 = 疲れ
というのが多くの方の認識なんですね!
でも、これ実は間違いなんです。
乳酸は身体を動かすエネルギーを作る際に出る糖が分解されることでできる物質なので、運動をすることで身体に乳酸がどんどんと増え、長時間身体を動かすことができなくなっていくのです。
しかし、これは一時期なもので、乳酸はいつまでも筋肉の中に溜まっているわけではないのです。
溜まってしまった乳酸は、他の筋肉に流されそこでエネルギー源として再利用されたり、心臓や脳のエネルギー源として使われるので、30分もすれば身体から消えてしまうのです。
消えてしまうわけですから、“乳酸 = 疲れ” は成り立たなくなりますよね。
乳酸は疲労の原因物質ではなく、日常身体を動かすのに大切なエネルギー源なのです。
大切なエネルギー源である乳酸ですから、筋肉で再生されるだけでなく、肉や魚介類、ヨーグルト、お漬物などにも含まれてもいるので、普段の食事で知らずに摂取もしているんです。